平成30年度 新たな課題に対応した人権教育推進校としての取組

1 研究当初の児童生徒の状況と課題
  

 本校は、「主体的に学び、共に高め合う生徒の育成」を学校教育目標に、自然豊かな校区の中で、自ら学び、仲間とともに伸びる生徒の育成のため、生徒会活動の活性化を図っている。また、ふるさと意識の醸成に努めていくとともに、体験学習も多く取り入れた教育活動を推進し、生徒は落ち着いた学習環境のなかで生きる力を伸ばしている。

 生徒は全体的に穏やかで素直であるが、友達との人間関係に悩む生徒や、学校生活に不安を抱く生徒、生活背景にさまざまな人権課題を抱えた生徒もいる。

 そこで本校では、学習指導、生活指導、進路指導を進めていく上で、生徒と教職員間、家庭・施設と学校間の信頼関係を構築することを最重要の教育課題として取り組んできた。昨年度は、生徒の自尊感情の育成とともに、自他を大切にする人権意識を高め、自分の生き方につなげる授業づくりを行う研究を進めてきた。授業研究をすることで教職員の意識も高まり、さまざまな場面で積極的に生徒と関わる姿も増えてきた。今年度も、スクールカウンセラーや児童養護施設の職員、家庭との連絡を密にしながら、全教職員が一体となった協働体制を引き続き、実践している。

 

2 研究テーマ

  「 生徒一人一人の生きる力を育むため、互いが認め合い励まし合っていける仲間づくり 」

3ねらい

①自他を大切にする人権感覚を高め、自分の生き方につなげる授業づくりを行い、命を大切にし、前向きに生きる力を育てる。②教育活動全体を通じて、互いが認め合い、励まし合っていける学級づくりを意識し、自尊感情を高め、より良い人間関係を築けるようにする。

③保護者、地域、児童養護施設の指導員、小学校、各関係機関と連携し、生徒理解を深め、より効果的な指導、支援体制を確立する

4 具体的な取組

 (1)研究の概要(様式1)

 (2) 各領域における取組

  ア 教科における取組

    ・取組の概要(様式2)    ・生徒の感想    

  イ 道徳における取組

    ・取組の概要(様式2)    ・指導案  

  ウ 特別活動における取組

    ・取組の概要(様式2)     ・生徒の感想

  エ 総合的な学習の時間における取組

    ・取組の概要(様式2)    ・生徒の感想

5 成果と課題

(1)成果

   ①仲間のがんばりを認め合う場面が増えた。

   ②全体的に欠席日数が減少傾向にある。

   ③個別の支援計画を立て、情報交換を密に行い、生徒理解を深めるための連携ができた。

   ④命の大切さを考える機会を多く持つことができた。

   ⑤さまざまな人権課題について知り、考える機会を持つことができた。

   ⑥振り返りシートで、自分の思いや自らの生活につなげていく考えをしっかりと書ける生徒が増えた。

 

(2)課題

 さまざまな人権課題に向き合い、自らの考えを持って解決できる力の育成に向けて、系統的・継続的な指導や支援ができるように、研修や連携を深めていく必要がある。