「玉虫」

8月24日、25日、オープンハイスクールが開かれたため、本館、北館、東館のすべての窓を開放したところ、多くの昆虫が校舎内に迷い込みました。チョウでは、アオスジアゲハやセセリ類、ヒカゲチョウの仲間、トンボは、ヤブヤンマやシオカラトンボ、セミは、アブラゼミとクマゼミ。コクワガタもいました。そして、北館の廊下にキラリと宝石のような虫、タマムシがいました。はじめて生きているタマムシを見ましたが、虹色の金属光沢が美しく、キラキラしていました。。撮影を試みましたが、よく動くうえすぐに翅を広げて飛ぼうとするためうまく撮れませんでした。実際はもっとキラキラしています。

    飾磨高校北館で拾った玉虫

飾磨高校の東側は「お旅山」、北は「妻鹿山」で、杉・檜の植林はなく、雑木の森が広がっていますので、多種多様な生き物がいます。とくにクヌギやアラカシなど落葉、常緑のドングリのなる木が多く、ムラサキシジミやムラサキツバメといった美しいチョウも多産します。カシワ(ナラガシワ?)の巨木もあり、まだまだ珍しい昆虫がいそうです。

「書を鑑賞する」

飾磨高校にはたくさんの書や絵画が飾られています。校舎内や体育館で書を鑑賞してみました。いくつか紹介します。まず体育館、「心如鐵石」(心は鉄石のごとし)自分の志に対しては鉄のように強く凛としたものを持っていなければならない、という意味です。次は会議室前、「伏龍鳳雛」(ふくりょうほうすう)地中に潜む龍と鳳凰のヒナ、世に知られていないがいずれ頭角を現す大人物のこと。もう一つ会議室前から、「衆心是城」(しゅうしんこれしろ)多くの人が心を合わせれば城のように堅固で破られない。すべて四字熟語ですね。いい言葉です。

次にこれは何と書いてあるのでしょう。

会議室に飾られています。「桃花千歳春」(とうかせんさいのはる)と読みます。珍しく五字熟語です。桃の花は千年でも春になると変わらず花を咲かせる。子孫も千年先でも変わらず繁栄してほしい、という意味でしょうか。なかなか味があります。というふうに書を鑑賞しましたが、他にも玄関に「師恩友情」「規律節制」などがあります。いろいろ眺めてみると楽しいですよ。

 

「朝霧・森崎伯霊」「夕霧・森崎伯霊」

 飾磨高校の玄関に巨大な絵(タテ220センチ、ヨコ170センチ)が2枚あります。夏と冬の風景を描いているのですが、この絵について調べてみました。備品台帳によると、昭和45年4月1日寄贈とあります。作者の森崎伯霊氏ですが、ネットで調べてみると、たくさんありました。特にウィキペディアに詳細に記述があり、かなり有名な画家です。森崎伯霊(1899~1992)、飾磨生まれ、姫路ではじめて日本美術院展に入選、数々の入選歴があり、1982年に兵庫県文化賞受賞。ひょっとしてすごいお宝なのでは。写真は透明のアクリル板が波打っていて、偏光フィルターも役に立たず、うまく撮影できませんでしたので、実際に玄関で実物を鑑賞してみてください。この絵が寄贈されたいきさつをご存知の方は、教えていただくとありがたいです。

 

 

 

 「弓道場のアライグマ」

 飾磨高校の中庭に、以前はタヌキが棲みついていて、夕方などによくその姿を見かけたものでしたが、最近は見かけなくなっていました。そしてタヌキを見なくなった頃から、学校周辺でアライグマが目撃されるようになり、とうとう弓道場に棲みついていることが分かりました。気性の荒いアライグマがタヌキを追い出してしまったのでしょう。外来の有害獣ですが、幼獣はとてもかわいいのでした。

 

 

 

 「アフリカ鯰(なまず)」について

 飾磨高校出身の小説家というと、故車谷長吉氏が有名ですが、2013年に文學界新人賞を受賞した、前田隆壱氏も飾磨高校の卒業生です。

第117回文學界新人賞 前田隆壱「アフリカ鯰(なまず)」

 

文学界新人賞は1955年に文藝春秋が創設した作家の登竜門ともいえる賞で、栄えある第1回受賞者は、元東京都知事でもある小説家、石原慎太郎・「太陽の季節」です。「太陽の季節」は芥川賞にも輝き、大ベストセラーとなりました。

「アフリカ鯰」 IT関係で大儲けした「私」と「岡」、「岡」は何でもコインの裏表で決めてしまう男、そんな「岡」がアフリカのとある湖のほとりに別荘を買う。廃墟寸前の別荘には美少女が住んでいた……

図書館にあるので、興味のある人は読んでみてください。おもしろいです。

  

 

 

 

飾磨高校新聞部は、歴史ある部で、直木賞作家の車谷長吉氏(平成27年5月17日死去)も本校新聞部員でした。

(車谷長吉・くるまたに ちょうきつ 飾磨高校から慶應義塾大学へ進学、93年「鹽壺(しおつぼ)の匙」で三島由紀夫賞、97年「漂流物」で平林たい子賞、98年「赤目四十八瀧心中未遂」で直木賞、01年「武蔵丸」で川端康成賞)

 

 新聞の企画、原稿作成、原稿のデータ入力、校正、アンケート実施など新聞作り全てを生徒自らが行っ

 ています。

活動日    週1回(金)

       取材随時

活動場所   新聞部部室(本館2F)

活動内容   年1回 「飾磨高校新聞」発行

       随時  校内新聞発行

 

    2015年度の活動

◎学校新聞第173号を発行しました(2016.2.29)

◎文化祭(6月11日、12日)で「追悼・車谷長吉」というタイトルで特集した展示を行いました。

 新聞部で車谷氏の小説ベストファイブを決め、内容紹介などをしました。ちなみに、1位は「鹽壺の匙    

(しおつぼのさじ)」、2位「赤目四十八滝心中未遂」、3位「灘の男」、4位「武蔵丸」、5位「漂流   

 物」でした。

 

   2014年度の活動

 ◎鹿陵祭(文化祭・6月12日、13日)で飾磨地区の見所を紹介しました。

 黒田官兵衛の居城、功山城址(本校より徒歩5分)や、母里太兵衛生誕地(徒歩1分)、黒田職隆廟所  

(徒歩3分)の紹介、ベストセラー「海賊と呼ばれた男」でも触れられた、出光佐三の恩人、日田重太郎の

 名にちなむ、妻鹿日田町の紹介などを行いました。

 また本校卒業生、車谷長吉の「古墳の話」を掲示しました。

 

◎学校新聞第172号を2月27日に発行しました。 

 

   2013年度の活動

 

 

◎鹿陵祭・文化祭(6月13日、14日)で飾磨地区の見所を紹介しました。

◎愛城会(姫路城清掃奉仕・7月14日)に参加しました。  

 ※本屋大賞を受賞した「海賊と呼ばれた男」の中に、「妻鹿日田町」が出てきます。部員と調べたいと   

 思います。

◎学校新聞第171号を、2月28日(金)に発行しました。

 

     2012年度の活動  

 

◎2月28日(木)に「飾磨高校新聞」第170号を発行しました

  全6ページでオールカラーです。70周年式典や国際交流、三年生の短歌集など、盛りだくさん。

◎2月11日(月)に「黒田官兵衛」ゆかりの地を巡りました

  飾磨高校のある「妻鹿」は、来年の大河ドラマ「黒田官兵衛」のゆかりの地です。部員4名と教諭1名   

  で、「元宮八幡神社」「相撲甚句碑(たつ三地蔵)」「荒神社」「国府山城跡」や「職隆廟所(筑前 

  さん)」などを巡りました。

◎1月24日(木)のバスツアーに参加しました

  経済産業省、本校主催のキャリア教育「地域魅力発見バスツアー」(本年度「文部科学大臣表彰」)に  

  参加しました。今年度は、「山脇組」「ホテルクレール日笠」「ショーワグローブ」を見学しました。

◎12月9日(日)の愛城会に参加しました

    姫路城の清掃奉仕活動に女子4名が参加しました。清掃終了後は、修理中の天守に登り、工事風景を見

  学しました。

 

◎文化祭で約30年前の全国の学校新聞を展示紹介しました

    かつて、本校新聞部は全国の高校新聞部と新聞交換をしており、北は北海道から南は鹿児島まで多くの

  高校の新聞を保存しています。それらをパネル展示して紹介しました。

◎校内新聞第3号発行しました(7月19日・部活動紹介号)

   サッカー部西播大会優勝と野球部の東洋大姫路との接戦を記事にしました。

 

  

 

 ◎校内新聞第2号発行しました(6月11日・教育実習生号)

   ◎校内新聞第1号発行しました(4月11日・新入生歓迎号)

   内容は、飾磨高校の紹介(校内にある古墳の話など)と鹿陵祭(文化祭、体育祭)の紹介や、地域魅

  力発見バスツアについてなどです。この新聞を見て、1年生女子3名が入部しました!

  

  2011年度の活動

 ◎文化祭の展示発表   テーマ「アジアの新聞」

   韓国や北朝鮮などで発行されている新聞を展示しました。

 ◎校内新聞第3号まで発行

 ◎愛城会に新聞部として参加、取材

 ◎地域魅力発見バスツアーに部員女子2名が参加、取材

   ◎学校新聞第169号発行

 

  過去の活動

 ◎経済産業省主催のキャリア教育バスツアーに部員2名が参加、取材

 ◎学校新聞第168号発行    

   ◎県高校総合文化祭に新聞出品

 ◎近畿高校総合文化祭徳島大会(11月15日16日)への参加

 徳島の司会による生徒交流会

7府県の生徒による交流新聞づくり

入部希望者は、教諭・堀 

          または新聞部員 まで

 

 

 

 

 

 

 

 

 第117回文學界新人賞 「アフリカ鯰(なまず)」 前田隆壱

 文學界新人賞は、文藝春秋が主催する、今年で121回を数える歴史ある賞です。栄えある第1回受賞者・作は、元東京都知事で作家の石原慎太郎・「太陽の季節」です。「太陽の季節」は芥川賞にも輝き、大ベストセラーになりました。その賞を受賞した「アフリカ鯰」とはどんな話でしょうか。

 前田氏より寄贈された掲載誌「文學界」が図書館にあります。

 

 IT関係の仕事で大もうけした「私」と「岡」、「岡」は何事もコインの裏表で決めてしまう男。その「岡」がアフリカに別荘を買い、これから暮らすという。「私」は一緒にアフリカへ。湖近くの丘に建つ別荘は廃墟同前、しかしその別荘には、管理のためにか、14歳の美少女が住んでいた……。あとは図書館で読んでみてください。1日で読めます。おもしろいです。