SCC2年 サマーサイエンスセミナー

日時:平成26年(2014年)8月20日(水)

場所:公益財団法人 計算科学振興財団,独立行政法人 理化学研究所 計算科学研究機構

   甲南大学 フロンティサイエンス学部 生命化学科

 

 サイエンスキャリアコース68期2年生の特別講座として「SCCサマーサイエンスセミナー」を開催しました。今年度は計算科学振興財団および計算科学研究機構の講義と見学,そして甲南大学フロンティアサイエンス学部での模擬講義と研究室見学を行うことを通じ、基礎科学に対する興味関心を高めました。

 

 まず午前中にスパーコンピュータ「京」の産業利用を促進するための機構である計算科学振興財団にてシミュレーションの産業利用事例を学びました。事前学習で興味を持ったシミュレーションについて解説をしていただいたり,事前アンケートで提出していた質問内容に答えていただいたりしました。そして,ホットなシミュレーション事例として,複雑な数式で表された論文「Material Point Method for Snow Simulation」を紹介していただきました。この論文は「雪」がどのような挙動を行うかをシミュレーションしたものでした。実際にシミュレーション結果を見せていただいたのですが,実はなんと,このシミュレーションが応用され,映画「アナと雪の女王」の雪のシーンがCG化されているということでした! スパーコンピュータが身近に利用されている例を知ることができました。そのほか,健康,医療,環境やエネルギーなど私たちの暮らしのまわりで役に立っている事例を学びました。また,産業利用のためのFOCUSスパコンの見学もさせていただきました。

 

  

 

 午後には甲南大学フロンティアサイエンス学部へ移動し,三好大輔教授による模擬講義「ナノバイオについて」を受講させていただきました。大学のレクチャーホールでしたので普段の高校生活とは一味違った緊張感がありましたが,三好先生のユーモアある講義で,真剣に学ぶことができました。その後,本校61期卒業生である山下美帆さん(甲南大学フロンティアサイエンス学部修士課程2年)の研究発表や大学生活についてのお話を聞いた後,フロンティサイエンス学部館内の見学をさせていただきました。高校とは違ったアカデミックな雰囲気や高価な実験装置に皆圧倒されていました!