平成29年度(2017年度)教育目標

【教育方針】

本校の前身鷺城中学校は、地元の強い要望と期待を担って、1939年(昭和14年)に当時としては全国的にも類例の少ない市立男子中学校として設立された。

創立以来一貫して本校教育の根幹に据えてきた教育理念である「師弟一體・意氣と実踐・清明率直」。その意味するところは、すがすがしく素直な心を持ち、意気と実行力に富む人を理想として、教師と生徒が力を合わせて堅実に努力を積み重ねることをモットーに、智・徳・体の調和のとれた人材の育成を目指して、心豊かな人づくりと全人教育に力を注いできた。

また、本校では草創期より相互の信頼関係と自主性を尊重する気風を培ってきた。この伝統は、現在も各種の学校行事や無人購買部、校舎内土足使用等の形で大切に受け継がれている。

 

【教育の特色】

1.将来を見据えたキャリア教育の充実 

生涯にわたって学び続ける意欲を向上させ、高度な情報化やグローバル化が進展する現代において、主体的に生き抜くための確かな学力を身につけることを目的とする。大学や企業との連携により、大学における学びの体験、最先端の研究に触れる機会や企業で働く人との交流を通して、健全な職業観や勤労観を育成する。 

2.真の学力を身につける探究活動の重視 

知識偏重の教育を転換し、じっくりと考え、正解のない問題に立ち向かう心意気を育てる。学力の基礎を固め、観察力や注意力を養い、事象をとらえる感性や問題意識を育成する。その上に学び方やものの考え方を身につけ、課題の発見から問題解決に至るまで、主体的に学び、考え、判断する資質や能力を育成する。

1.本年度努力事項

(1)進路指導の充実

キャリア教育の充実を図り、主体的に将来の進路を展望し選択できる態度を育成する。

(2)基礎・基本の徹底と自ら学ぶ力の育成

確かな学力を基礎に、自ら考え、思慮を深めるために探究活動に力を入れ、生徒自ら学ぶ姿勢を育成する。 

(3)自らを成長させる心意気と実践力の育成

学習活動や学校行事、部活動等を通して、心身の調和のとれた発達を図り、主体的に取り組む態度を育成する。 

(4)自他の尊重と国際理解の推進

自他を尊重する思いやりの心を育成し、海外姉妹校交流等を通して国際感覚を涵養する。

 

2.指導の重点  -3年間で自信と自覚をつけさせる-

(1)教 科

  (1) 新学習指導要領に基づき、生徒の興味・関心や進路等の多様性を踏まえた教育課程を編成し、生徒一人ひとりが成就感や達成感

   を味わえる魅力ある授業の充実に努める。

  (2) 言語活動や知識・技能を活用する学習活動の充実を図るとともに、主体的に学習に取り組む態度を養う。

  (3) 教科会を充実させ、分析・実践・検証を基軸とし、指導と評価の一体化を図り、学習効果を一層向上させる。

  (4) 生徒の興味・関心を高め、創意工夫に満ちた授業への改善を図るため、ICT機器の効果的な活用を推進する。 

(2)道徳

すべての教育活動を通して、豊かな心、人間尊重の精神と生命に対する畏敬の念、伝統と文化の尊重、我が国と郷土を愛する心、公共の精神などの道徳性を養う。

(3)総合的な学習の時間

(1) 自己を見つめ、自らの意志と責任で“在り方や生き方”を選択することができる能力や態度を育成する。

(2) 探究的な学習を通して、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、よりよく問題を解決する資質や能力を育成する。 

(4)ホームルーム

「師弟一軆」の校訓を重んじ、教師と生徒の人間的なふれあいの場として、また生徒相互の望ましい人間関係の育成の場として、有効かつ計画的な運営に努める。 

(5)道徳教育・人権教育

  (1) 生きる力の重要な要素である豊かな人間性を育成する

  (2) 自他の人権を守ろうとする意識態度及び実践的に行動する力を育成する。 

(6)生徒指導

  (1) 全職員の共通理解のもと、本校の伝統である挨拶や清掃の励行に努め、規範意識の高揚をはじめ社会性の育成に努める。

  (2) すべての教員がカウンセリングマインドを持ち、生徒相互および教師と生徒間の信頼関係を基盤とした、心のかよう生徒指導

   実践し、自尊感情の向上に努める。

  (3) 交通マナーの向上に努め、互いの命を大切にし合う心を育成する。 

(7)生徒会活動

各種行事や姫コーデ、DreamWorkerなど、生徒の自主的な活動を支援し、生徒会活動の活性化と充実発展をめざすとともに、健全なリーダーシップを育成する。 

(8)学校行事

行事の精選、適切化に努めるとともに、個性の伸長や集団の一員として自己を活かす能力を養う。自主的な活動を通して、母校を愛し、誇りに思う生徒を育成する。 

(9)部活動

  (1) 限られた時間を有効に使い、目標に向かって力を合わせることの大切さと喜びを実感させる。

  (2) 異なる年齢集団の中で自主的な活動を経験させ、社会性を養うとともに、心身の調和のとれた発達と個性の伸長を図る。 

(10)進路指導

  (1) 職業講話、大学出張講義、大学訪問、進路講演会などの進路に関する啓発活動を充実させる。

  (2) 的確な情報の収集と提供に努め、主体的に将来の進路を展望し選択できるように支援する。

  (3) 日常的に生徒理解に努めるとともに、保護者とも連携を密にして、進路相談を計画的に行う。 

(11)校種間連携

高大連携を充実させることで、より深く、広い学びの機会を提供する。また、小高連携事業や文化祭、オープンスクール、

クラブ活動等、積極的に小中学生との交流の機会を提供する。 

(12)その他(国際理解・健康安全指導等)

  (1) 姉妹校交流等を通して、自国及び異文化への理解を深め、国際社会に生きる人材を育成する。

  (2) 年2回の防災避難訓練を通して、防災についての知識と関心を深めるとともに、自らの生命を守る能力や態度を育成する